健康で毎日をイキイキと生きていく

これは、万人の願いでしょう。

私もまた、その答えを探して修行時代も含めて約20年勉強し

工夫し実践を重ねてきたわけです。

最近、これはいいという先生の本に出会いました。

 

それは、順天堂大医学部教授の小林弘幸先生の数々の著書です。

小林先生は、自律神経の第一人者で便秘外来などで多くの実績

を重ねています。

 

簡単にいいます。健康になるには、

自律神経の活動をなるべく高い状態で安定させればいい。

 

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経は、活動モードで興奮作用があります。

副交感神経は、リラックスモードで腸の働きを高め全身の

血流を良くします。

これまでの常識では、シーソーゲームのように、どちらかが

優位になると、片方は下がるというものでした。

しかし、実際は両方上がらないとスポーツなどでも、仕事でも

良いパフォーマンスは出せないのです。

 

実は前から不思議だったのは、スポーツなどで興奮時は、交感神経が

優位なのだから、血管が収縮して全身の血流が悪くなるはずなのに、

実際は血行が良く体温が上がることです。おかしいと思っていたのです。

スポーツの時両方が上がっていれば、理論的問題は解決します。

 

詳しく言うと血液循環が良くなるのは、交感神経で血管が収縮し、

次に副交感神経で血管が拡張してリズミカルに交互に繰り返すから

だそうです。

 

さらに、自律神経は腸の働きを支配しているので、腸内環境とも

関係が深い。具体的には、便秘は自律神経のバランスが悪い。

逆に便通が調子よく排便後にスッキリ感がある人は、バランスが

良い。即ちパフォーマンスも良く、気分もよく何をやってもニコニコ

していて、運が良くなっていく。人生すべてうまく行く。少なくとも

本人はそう思って生きていける。

これが、イキイキと生きていくという事ですね。

 

そんなバカなと思う人も多いでしょうが、私はそれが正しいと思います。

 

何故なら、

小林先生の考えと方法は、分かりやすく割に即効性もあり、簡単であること。

なるべく、薬を使わないこと。

これまで、伝統的に良いとされてきたヨガやツボなどの効果を自律神経の

作用を中心に考えると科学的医学的生理学的に説明できること。

それらの理由で、私はいいと思い、手技療法にも生活改善にも活かしたい

と思っています。

 

また、

実は、私も便秘というわけでもないが、出にくいし、スッキリ感がなく、

それほど、自律神経のバランスがいい方ではない。でも、最近小林先生

のやり方を少しづつ実践することで、前よりは排便がスムーズになってき

たし、多少のスッキリ感も出てきた。いくらか気分も良くなってきた。

など、効果が実感として感じられる。

故に、自律神経のバランスを中心に考えようと決めました。

 

実際には、

ツボの効果も自律神経に効くので、今までのやり方と矛盾しないし、

相乗効果でより一層効いてきたという感じです。

 

また、

リンパマッサージのように、リンパの流れを意識して手技をすると、

それも副交感神経を上げて血流を良くする効果があります。

一見さすって、撫でているだけのように見えますが、うまくハマれば

それだけで、血流が良くなり筋肉がゆるむんです。すると、ツボに

入りやすくなるんですね。

 

逆に、

痛い強い刺激は、侵害刺激といって、体は防衛反応を起こし、交感神経

を優位にさせます。反射性筋緊張といって、強く揉めば揉むほど筋肉は

固くなるんですね。

このことは、15年位前から気がついていて当院では、開業以来一貫して

低刺激の柔らかい手技を追求してきたので、効果は私の中では、実感が

ある。ただ、自律神経の作用と結びつける発想がなかった。不思議なこと

に、自律神経は、イメージとも関係が深いので、自律神経を意識するだけ

で、同じ施術でも効果が違ってきたりします。

 

まとめますと、

今までやってきた施術は、理論的支柱に乏しかったが、効果はあり間違い

ではなかった。これからは、自律神経を意識することで、より一層の効果

が期待出来る。ということです。

 

もう少し学問的な事が知りたい人のために、別のページで書いてみたいです。

 

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